LION TIME EXPERIENCE 3008 人車一体と、人馬一体。

プジョーがあれば、目的地までの道のりも愉しむ時間になる。ゲストを迎え、有意義な時間を体験していただくライオンタイムエクスペリエンス。今回は数年前から乗馬の魅力にハマっているというライターの竹井あきらさんが、3008 HYBRID4で乗馬クラブへ向かいます。馬とふれあうことでリラックス効果があり、また姿勢も美しくなることで静かなブームを迎えている乗馬。人馬一体を愉しむため、広大な敷地とヨーロピアンな雰囲気が漂う横浜の乗馬クラブへ3008 HYBRID4を走らせます。

騎乗用のヘルメットに鞍、革長靴、プロテクターベスト、馬の手入れ用のゴム長靴、世話になる馬へのご褒美兼賄賂のおやつ、着替えやタオル。乗馬に必要な荷物を積み込み、早朝の住宅街を竹井さんが出発します。2基の電気モーターとガソリンエンジンを組み合わせて四輪を駆動するプラグインハイブリッド4WDシステムを搭載した3008 HYBRID4。エレクトリックモードでは電気モーターのみでの駆動となります。「とても静かですね。早朝の出発でも、ご近所さんに気を使うのはドアを閉める音とタイヤの据え切り音くらいです」と竹井さん。

システム合計最高出力300馬力のプラグインハイブリッド4WDシステムでアクセルを開けると強く蹴り出すように加速します。

走行モードをハイブリッドモードに切り替え、首都高速の料金所から合流に向けて速度を上げる竹井さん。それでも3008 HYBRID4のエンジンが始動することはなく、電動モーターのみの駆動のまま。さらに大胆に加速させてみると、ようやくエンジンの介入がインストルメントパネルに表示されました。竹井さんも「気をつけていても気づかないくらいシームレスですね」「強力なモーターで走らせながら、モーターに引けを取らないほど滑らかなこのエンジンを控えに置くとは、とても贅沢な編成だと思います」と感心のようです。

プジョー独自のi-Cockpit®は、インストルメントパネルを小径ハンドルの上に配したレイアウト。竹井さんはメーターとハンドルの位置関係を確認しながらシートポジションを普段より高めにセットし「着座位置が高いおかげで視界は開けるし、腰や背中も安定します。肩から先はリラックスして動かしやすいですね」とi-Cockpit®を評価してくれました。ちなみに正しく座ることで手足を自由にするという考え方は、乗馬にも共通するとのこと。ドライバーズシートと鞍。乗る場所は違っても、乗り手の意思を的確に伝える時のポイントは同じなのですね。しっとり背面を包むアルカンタラ素材のシートから「路面を踏みしめるサスペンションやタイヤの動きが繊細に伝わってきます」と、プジョーの目指す人車一体のドライビングを感じていただけたようです。

運転中の視線移動が少ないPEUGEOT i-Cockpit®のレイアウト。

首都高速を降りてしばらく走らせると、乗馬クラブ「アシエンダ乗馬学校」に到着。門をくぐると青々とした森が広がり、その中にクラブハウス、ドレッサージュアリーナ、ジャンピングアリーナ、屋内馬場が点在。3つの厩舎には70頭の馬がいるそうです。竹井さんもこのクラブを訪れるのは初めてだそうで、都心から1時間ほどの住宅地の中に忽然と現れた夢のような環境に「魔法にかけられたような気分」とテンションも上がります。

ヘルメットや革長靴、プロテクターベストなど乗馬には多くの道具が必要ですが、3008 HYBRID4のラゲッジルームなら余裕で積み込めます。

本日の相棒カーディナルは、かつて競走馬として活躍していた練習馬。とても賢く、性格は素直で穏やか。竹井さんが騎乗すると、初対面とは思えないような息のあったコミュニケーションを見せてくれました。まだまだ未熟と謙遜する竹井さんですが、鞍上の姿は実に優雅で颯爽としたもの。「本当は一日中のんびり草をはんでいたい大きな動物が、背の上でじたばたする重たい人を振り落としもせず、まじめに思いを同じくして運動してくれるのはありがたいこと」と、感謝をわすれない気持ちが馬にも伝わっているのかもしれません。

カーディナルはこのクラブに来て5年ほどの練習馬。見慣れない機材を抱えた知らない人たちがぞろぞろやってきても動じない落ち着きはさすが。
本人の謙遜とは裏腹に、騎乗する姿は実に軽やか。

クルマと馬。相手が違っても、自分の意のままに動かす愉しみやそれができた時の気持ち良さは、どちらも一緒。加えて、正しい姿勢で適度にリラックスすることが大切といったテクニカルな面においても、ドライビングと乗馬には共通する点が多そうです。人車一体と人馬一体は、けっこう近くにあるかもしれない。そんな意外な気づきを発見できた、竹井さんと3008 HYBRD4のライオンタイムエクスペリエンスでした。

今回ご案内いただいたクラブ長の北井一彰さんはJOCジュニア強化スタッフも務める障害馬術選手。

text=Akira Takei
photo=Masahiro Okamura (CROSSOVER)