LION TIME EXPERIENCE 2008 走りも愉しむ、ドライブキャンプ。

プジョーがあれば、目的地までの道のりも愉しむ時間になる。ゲストを迎え、有意義な時間を体験していただくライオンタイムエクスペリエンス。今回はモデルの深山幸代さんが、2008でキャンプに出掛けます。運転好きが高じてモータージャーナリストになる勉強も始めたという深山さんにとって、キャンプ場に向かう時間はクルマと向き合う大切な時間。スタイリッシュな2008で、解放的なキャンプもドライビングも愉しむドライブキャンプへ出発です。

キャンプの始まりは、まず必要な道具の積み込みから。テント、タープ、ランタン、コンロ、焚き火台などをパズルゲームのように隙間なく積んでいきます。2008はシャープなスタイリングとは裏腹に、十分なキャパシティのラゲッジルームを備えているため、一般的なキャンプなら積載量は十分なレベル。リアゲートの開口部が広くて深いため、積み降ろしのしやすさも良好です。このあたりは日常の使い勝手を重視するプジョーらしさといえるでしょう。

「もともとはセダンタイプのクルマが好みだったんですが、アウトドアに誘っていただいたり、動画配信サイトでソロキャンプの映像を見ているうちに、SUVに興味が湧きました」と深山さん。郊外へ向かう高速道路では「しっかり感と安定感があるので、やはりヨーロッパのクルマだなと感じました」と、2008のドライビングフィールにも好感触です。

初めて2008のハンドルを握った深山さんですが「少し目線が高いほうが、安心して運転ができますね」と、すぐに慣れた様子。2008には高速道路で車線内での位置を一定に保つ「レーンポジショニングアシスト」や前を走るクルマと一定の車間距離を保ちながら追従する「アクティブクルーズコントロール」などの先進運転支援システム(ADAS)が搭載されていますが、さっそく使いこなして快適な長距離ドライブを愉しんでいました。

キャンプ場に入ると石の転がった凸凹の未舗装路が続きますが、最低地上高205mmの2008は不安なく走ることができます。今回のドライブキャンプで使うシーンはありませんでしたが、砂地やぬかるみなどでの走破性を高めるアドバンスドグリップコントロールを搭載しているので、天候が悪くなったときにも安心感があります。

テントの設営場所を決めたところで、年間30泊はキャンプをするというフォトグラファー/ビデオグラファーの三浦孝明さんが合流。三浦さんの頼もしいサポートでテントを組み立て、テーブルと椅子などを並べるとミニマルでお洒落なキャンプサイトの完成です。今回のようにテントの横まで乗り入れできるオートキャンプ場の場合、クルマのデザインも気分を盛り上げる大切な要素。ワイルドでありながらも洗練された2008は、ミニバンやクロカンモデルの多いキャンプ場で他とは違うセンスを感じさせます。写真映えもよく、遠目から自分のサイトを見るたびにうれしくなるポイントです。焚き火台の薪が燃え始めたら、いよいよ解放的なひとときの始まり。火のゆらめきとスモーキーな香りが、日常とは違う自然の中にいることを実感させてくれます。

「キャンプにハマるとどんどん荷物が増えるので、ラゲッジルームに余裕があるクルマを選ぶべき」と三浦さんのアドバイス。その点、このクルマは合格です。

キャンプの楽しさに、ドライブする愉しさを加えた今回のライオンタイムエクスペリエンス。走りが愉しくてスタイリッシュな2008があると、目的地に着くまでのドライビングはもちろん、キャンプサイトを彩るアイコンとしても愉しめました。いくつもの楽しさや愉しさを同時に満喫できるドライブキャンプは、実に贅沢な遊びといえるかもしれません。

「地面に火を起こす直火は禁じられているキャンプ場が多いので、焚き火台は必携」と、三浦さん。
「初心者は、具材を入れればOKの料理から始めるのがいい」と語る三浦さんは、エビとホタテのアヒージョを手早く調理しました。「おいしい!」と深山さんも感動の一品。
全高が1,550mmに抑えられているので、日本国内のほとんどの立体駐車場に入庫することができます。

photo=Takaaki Miura
model=Sachiyo Miyama